更田開拓村 in 猪苗代

2015春(0502〜0505)

村民の最年少記録をさらに更新、きびサン(8歳)が参加。
非接触温度計によって、炭焼煙温度を確認。
嵐の一夜、自然のエネルギーを1枚の布越しに体感。

今年、キャンプ中にその話が出たので、ちょっと書いとこうかな、開拓村とダッシュ村の関係。
ダッシュ村の放映は2000年6月ですが、開拓村もその年に始まっています。つまり開拓村は、ダッシュ村を手本にしたわけではありません。ダッシュ村は地図に載せようとかって始まったので、当初は役場を造るとかしてて、方向性がその後とは違っていました。だからその頃の開拓村の志向とは、まったく方向性を異にしていました。開拓村は、むしろ逆に税金がかからない(役場ができて村になれば徴税側になってしまう)中で、いかに土地保全ができるかって感じでした。因みに、村長に声をかけられたとき(今でも少し)私の頭にあったのはアファンの森でした。ダッシュ村は、役場の火災辺りから、地図云々ではなく、現地での活動の面白さに気が付き始めたって感じです。それは迄は、開拓村の方が伏せ焼で炭を焼いたり、先行していたと思います(農作物は課税対象になるので開拓村ではありえない)。しかし彼ら(社会)が、里山と農業の暮らしの面白さに気が付いてからは、あっという間に開拓村の活動を追い越して行きました。流石、こういうところは資本主義の集中力にかないません。開拓村も、その頃からダッシュ村を意識し始めたことは間違いない。
で、ダッシュ村が明らかに開拓村の手本になったころ、あれが起こったのです。
ダッシュの無人島プロジェクトは、山から水道を通したり「ローマか!」と違和感もありますが、サバイバル系の村造として興味を繋いで、したたかなプロデューサーだなと思います。しかし方向性は異なり、ダッシュ村という(追い越された)先行者のいなくなった開拓村は、明らかに次の段階に入りました。今回KellyKettleが持ち込まれたりしましたが、要するに、現代的な里山の使い方に関しての試行錯誤段階に入ったのだろうと感じています。ロケットストーブも、そんな位置づけなのだろうと思っています。さてこの先、自分も含めて村民が、どのようなアイディアを実行してゆくか、そんな楽しみがこの先の開拓村のモチベーションになるのだろうと思っています。



ガス満タンで6時半出発

首都高から既に渋滞

それも徐々に解消されて

ついにはガラガラ

そして今年の磐梯山。常磐道経由5時間の道程でした。

今年、染井吉野は無し

代わりに山桜が満開

水量が豊富で

緑が濃い。

兎も角、炭窯確認。

村長の提言で薪割機の再出馬

臨機応変に使い分けて

2缶詰めたら、もうヘロヘロ。

日除け無しではいられない

いつもの囲炉裏を準備して

準備万端整えて

今年はこのメンバーでスタート。

夜も更けてきたら

炎の時間に突入。

黄昏る二人

パワー照射の少年。


こんな声で目覚め

一人で早朝のつまみ食い

そうこうするうち日は上り

林内にも陽が差し込む。

お天道様を拝んだら仕事開始

順調に煙を上げ始めたころ

みんな起きてきて朝食

定番のパンも完璧。

朝食済んだら作業開始

煙突から上がり始めた煙の温度

チェーンソーで開拓者魂再燃

怪力折田?
パンだけじゃなく抜根もお任せ。

こういう間食がありがたい

透明になるころはこの温度

昼食は季節の山菜の天麩羅

後半参加者も到着して
足元の小さいのは?

全員揃って宴の開始

満腹の後は火の準備

チェーンソーのおかげで燃料豊富

炎ガンガン、だけど

興味は火だけじゃないようで

楽しい時間が暮れてゆく。


朝起きたら、消えてねぇじゃん!

取敢えず窯出しだけは

割った楢もちゃんと焼けてる

いつもの1.5倍5箱の収穫。

本日はノルマもなく

朝食もノンビリ

樹までがゆったり動いてる。

まったりとした時間が流れ

みんなが幸せそう

新アイテムは強力!

おかげで美味いコーヒー。

ところで今夜は雨予報

宿営もしっかり雨対策。

今日は昼食とばして

午後早くから宴会

準備に腕を揮う

「なにつくってるの?」

美味そうな出来にパチリ

天麩羅飽きた漉油は御浸し

トマトリゾットも完璧!

それでは、いただきま〜す。

〆はやっぱり炎



最後の夜も更けました


夜はこんなでした

暴風でタープが外れテントが露出

こっちは無事だったらしい

さあ、片付けましょうか。

それでは、また次回。
今年のサイトその他 今年の植生その他 今年の動物その他
帰りは11時発で、東北道に入ったなり渋滞しましたが、徐々に解消し、4時過ぎに今浪さんを新宿で下して、5時には家で荷卸しを終えました。
雨も寝てる間に通り過ぎたし、いつにない暖かさもあって、のびのびした3泊4日でした。

今回の村民
更田
fukeda
折田
orita
小林
kobayashi
育磨
ikuma
今浪
imanami
井上
inoue
きび
kibi
岩下
iwashita

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