更田開拓村 in 猪苗代

2016春(0501〜0504)

新村民の生田目さんが参加。薪割願望に期待。
雨・雨・晴・雨。天気予報には期待し過ぎないこと。


この荷物で7時半出発。

羽生辺りで事故渋滞。

そしてついに雨、磐梯山も雲の中。今年は東北道経由3時間半。

桜すべて終了。

...

と、思いきや、

天鏡台の一角に鮮やか桜色。

見事な桜のトンネル。

満開のサトザクラ。

見回すと他にも、

山桜も咲き始めてる。

下草も薪もびっしょりで、火も熾せなければ炭の窯詰も無理。
村長と相談して、今日はさっさと温泉浸かって、買い出しして、夕飯は近くの飯屋で食って、村では飲み会だけしようと決まった。

カタクリはこんな状態。右が最後の一輪。

天気は回復と読んでテントを張る。

妙な味のカクテキ・キムチで飲み会。

火の無い夜は気温低下に抗えない。
二人そろってさっさと寝ま〜す。


明け方に再び雨が降った。起きて見たら、この景色。二日目の予定はどうなっちゃうの?

朝の散歩でホオジロ発見。

今日窯焚かないと間に合わない。

未明の雨に濡れた薪を構わず窯詰。

火は入れたが、炭はできるの?

ワラビ発見、いつもより暖かいせい?

こちらも葉が開いていてウルイと確認。

村内のゼンマイはこの状態。

コゴミに至っては、クサソテツ林状態。

未明の雨で火も焚けないから、朝食はガスコンロで炒め物と、トーストしないパンで済ます。このあと村長は所用で阿賀野町へ。

左の窯がどうしても温度が上がらない。

そんな折、消防署員登場。さまざま話した内容を総合すると、今年は雪解けが早くて乾燥してるので野火が多い。裸火を焚く届が出ているので様子を見に来た。ついでに、国立公園区域内らしいので、そちらへの届もしてください。ということらしい。

まったくぅ、火の入りが悪い時に邪魔臭い。

まぁでも面白い話も聞けた。この辺りクマが出るんだって!

今年の枝折れの多さは、雪じゃなく風らしい。

村長はお土産をいただいて戻ってきた。

交代で温泉に行くとき、やっと磐梯山頂を拝す。

ようやく炭火のある生活も。
温度の上がらない左の窯は、煙が薄くなったので、そのまま窯止めをした。薄くなった煙はまだびしょびしょで、たぶん失敗。右は温度が上がって煙が乾き始めたので口火を止めて、村長と相談の上、煙突は明日まで放っておこうと決めて寝た。
ところが深夜に突然目が覚めた。気になってテントを出て、右の窯を見るとほぼ煙が透明、温度も申し分なく高い。煙突を塞いで再び寝袋に入る。

右の窯だけでも焼けてくれと祈るのみ。


ついに来た!すがすがしい朝。

山桜の中にヒヨドリ発見。

こいつも、そうかな?

白樺の花が、地味に盛り。

密生して綿毛が重そうなタンポポ。

左は冷めてるので開いてみる。

案の定、見事に全てが生焼け。

村内は、ようやくちゃんと火が焚ける。

俄然、元気が出る村長。
ところで、上3番目の写真、焚場周囲の溝の周辺を落ち葉掻きしてあるの判ります?
昨日の消防署員から、周囲に溝が掘ってあるのは好いですが、落ち葉が乾燥しているので野火を避けるために、周囲の落ち葉掻きもしてくださいと言われていたため、やってみた。表面は乾いてても下は腰にくるほど湿ってて、意味あったのかどうか判らないが、おかげで全然関係ない面白いことが見えた。落ち葉の下に隠れていた、次からの写真。
普通、落ち葉の堆積した場所では、ドングリは土に接しないので発芽しないと言われています。ところが、落ち葉の下にこれほど大量のドングリが発根発芽していました。秋の地面の紅葉は、このように出現していたわけです。でも、じゃ、どうやってこれらのドングリは落ち葉の下に?誰が埋めたの?
いつかその現場を押さえてみたいものですね。しかもクヌギばかりで楢が見当たらないのは、なぜ?

小林さん父子の到着。

今浪さん生田目さんも間をおかず到着。

いつもの活気が戻ってきた感じ。

イクくんは、いつものスタイル。

なかなか冷めない右の窯も、温泉前には開くことに。

開けてビックリ、大成功!

今年は3箱、全て上質。

さあ、温泉浸かって夜宴の準備だ。

漬け込み肉、美味い。

魚はシシャモに加えてサバ。

取りはやっぱりダッチオーブン。


明け方に再び雨が降った。起きて見たら、この景色。今年は雨に祟られるなぁ。

降ったり止んだりの中を、ともかく炭熾して飯食って、渋滞前に帰るために撤収。

ふ〜、片付いた。
今春も楽しく、無事開拓完了です。
日の並びも悪くて休みも連続せず、その上天候にもあまり恵まれませんでしたが、気温が高くて冷え込む事が無かったことが救いでした。
ここまで、恒例の村長草刈りシーンが無かったこと、お気づきになりました?しなかったんですよ、草刈り。必要なかったの。
好循環が回り始めた開拓村は、この先どこへ向かう?

その他、今年はこんなでした。

レンギョウ、も初?かな。

イタドリの群落。(ともに天鏡台)

ヤマユリかな?

牧場にぽつぽつと、これも菜の花?

タチツボスミレもほぼ終わり。

リュウキンカはまだ花盛り。

村内にも、コゴミ?

この色で目立ってたけど、?

クヌギの若葉(らしい)。

しっかり花芽も付けている。

サワグルミ。

ユキツバキ。

今年も顔を見せてくれたカナヘビ。
そういえば、村長が簀子の上で道具を探していたら、簀子下から小動物が山の笹藪に走り出ていった。子犬くらいの大きさで黄色くすばしこい。猪苗代の生息域からすると、考えられるのはホンドテンあるいは二ホンイタチだと思われる。体長からすると二ホンイタチか、しかし水はあるが水深は浅いし、食性(雑食)も考慮するとホンドテンか。無人カメラ仕掛けたくなるね。
去年移植したクヌギは、

葉が出た形跡が無いように見える。

今回の村民
更田
fukeda
小林
kobayashi
育磨
ikuma
今浪
imanami
生田目
inoue
岩下
iwashita
©fukeda

inserted by FC2 system